目を覚ましたい時、集中したい時

こんにちは

Hand to heartの“こころ”といいます。私は作業療法というリハビリのお仕事をしながら、アロマやリラクセーション、最近はミネラルファスティングについて学び、施術をさせていただいています。このブログでは、日常生活の中で、ふっと思いついたことを、アロマやファスティング、お身体の観点から、ちょっとだけ深堀りしてお話させていただきます。このブログがほんの1滴(0.05ml)でもどなたかの生活のエッセンスになれば嬉しいです。

前回は朝のウォーキングから”メラトニン”と”セロトニン”という、体内で分泌される物質の効果をピックアップさせていただきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回は、体内で分泌される物質ではなく、外から取り入れることで、目が冷めやすかったり、集中しやすかったり…逆にリラックスできたり、眠くなりやすかったり…と体のリズムを整える助けをしてくれるアロマテラピーに注目したいと思います。

第１段は覚醒！

覚醒・集中を促してくれる精油

アロマテラピーと聞くと、”ゆったりしたり、眠りを誘ってくれる。”とイメージする方は多いかと思います。実際、リラックス効果が期待できる精油はとても多く見られます。　　　　　　　　　　　　　　　しかし、反対に目が冷めやすい（交感神経を刺激してくれることが期待できる）精油もあります。　　　イメージとしては、柑橘系のスッキリとした香りが印象的な「レモン」や葉っぱから沢山抽出され、呼吸器系の症状に作用してくれてスッキリとしやすい「ユーカリ・ラディアタ」など…他にも様々挙げられますが、今回はこの２つをピックアップさせていただきます。

レモン

レモンはみなさんご存知、スーパーでもおなじみの楕円形で真っ黄色の見た目から元気を貰えるような果実ですが、精油は実の部分ではなく、革の外側、よーく見ると表面がプツプツと盛り上がっており、押して見ると液体が”プシュッ”と飛び出てきます。この出てきた液体が精油となります。

「交感神経を刺激してくれる！」と言ったようなはっきりとした効果は聞かれていませんが、精神を高揚させてくれたり強い気持ちにさせてくれるような効果が期待でき、朝にはピッタリ！　　　　　　　　また、抗菌作用や食欲増進作用なども期待できるとのこと。風邪予防・胃もたれの改善など嬉しい効果も期待できます。

何より、あのスッキリとした香りが朝から香ってくると思うだけで、気持ちが爽やかになりますよね～　果物の皮は太陽の光を沢山吸収していて、元気の象徴！陰陽の考え方では、第３チャクラに位置して（胸骨の部分）自分らしさなどを表現しています。この香りをかぐと、「今の自分で良いんだ」といったような、力強さを抱く方もいるかも知れません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お肌に塗布すると光毒性があるため、昼間は香りを楽しむことをおすすめします。

ユーカリ・ラディアタ

ユーカリの木は、オーストラリアや南アフリカで多く見られますが、油容成分が多く、オーストラリアでは昔から山火事の原因と言われています。しかし、アボリジニーの間では、万能薬として古くから用いられている優れもの！葉っぱ人間に例えると、酸素と二酸化炭素を交換してくれる、まさに呼吸器。　喉の痛みや痰の詰まり、呼吸苦などの症状改善に役に立ってくれることが多いと言われています。　　菌やウイルスを寄せ付けない効果も期待できており、風邪が流行る季節は手放せません。　　　　　　　　　精神面では交感神経を刺激して、気持ちを強くさせてくれる効果が期待できます。　　　　　　　　　　何より、赤ちゃんからご高齢の方まで誰もが利用しやすい精油！というところが押ししめポイント　　安心して活用できます。