こんにちは
Hand to heartの“こころ”といいます。私は作業療法というリハビリのお仕事をしながら、アロマやリラクセーション、最近はミネラルファスティングについて学び、施術をさせていただいています。このブログでは、日常生活の中で、ふっと思いついたことを、アロマやファスティング、お身体の観点から、ちょっとだけ深堀りしてお話させていただきます。このブログがほんの1滴(0.05ml)でもどなたかの生活のエッセンスになれば嬉しいです。
メラトニン
本日の話題は「メラトニン」
前回のブログで、朝の“セロトニンの効果”として、もう一つ挙げさせていただいたホルモン…それが“メラトニン”です。 “メラトニン”は“セロトニン”が分泌された14~15時間後に分泌されると言われているホルモンです。
“セロトニン”は朝 “メラトニン”は夜 と、覚えてくださると良いかもしれません。
そう!“メラトニン”は「眠り」に関係するのです。
メラトニンは脳の中心部にある”松果体”から分泌されるホルモンです。 朝日を浴びると”セロトニン”の作用で体内時計がリセットされ、”メラトニン”の分泌も抑制されます。そこから14~16時間後、メラトニンが再度分泌される仕組みとなっています。 ”メラトニン”が分泌されると深部体温が低下し、自然な眠りを誘発されると言われています。 メラトニンの効果で眠れることで、睡眠中のホルモン分泌も自然に誘発されやすくなり、例えば…成長ホルモンなども分泌を促されると言われています。
しかし!メラトニンは”朝の光”で分泌が抑制されてしまいます。夜だから大丈夫、と思ったら大間違い!人間は、朝の光に近い物を開発してしまっています。 それが“ブルーライト”です。蛍光灯など、青白い光のことを”ブルーライト”と言いますが、青白い光は、メラトニンの分泌を抑制してしまい、覚醒を促します。このため、交感神経が優位となりやすく、脳は活発に動きたい!とエンジンを回転し始めてしまいます。反対に1日活動した身体は疲労して眠りたい状態… いわば、エンジンとブレーキが同時に働き、身体がおかしな状態となっていると言えます。この働きが強くなると…頭はショートしてしまい、”プツンッ”と電源が切れてしまうのです。これが「寝落ち」という状態です。 「寝落ち」した場合は自然なホルモン分泌がされにくく、もちろん成長ホルモンも分泌されにくい環境!成長ホルモンは古くなった細胞を新しく生まれ変わらせたり、細胞の傷を修復してくれる助けになります。また、成長期だけ分泌されるのではなく、年を重ねても微量ではありますが分泌されると言われており、”アンチエイジング”の助けになるとも言われています。 自然な形で質の良い睡眠を取ることは、元気と若返りの秘訣とも言えます。
では、自然な形で眠気を誘発し、メラトニンが分泌されやすい環境はどのようにしたら作れるのでしょうか? まずは、ブルーライトをできるだけ少なくし、レッドライトと呼ばれる暖色のライトを夜は使用すること。また直接光を見ないで済むように、間接照明を活用することなどが挙げられます。 テレビやパソコン、スマートフォンなどは間近でブルーライトを浴びやすく、覚醒が促されやすいため、できれば就寝予定の3時間前から見ないほうが良いとされているようです。 私は到底実施できる環境ではないので、できるだけ1時間前にはやめるように心がけています。 そして、暖色の明かりのもと、布団の中で本を読む…できれば、内容があまり面白くないと、直ぐに眠くなります^^
また、身体をしっかりと温めると、その後はゆっくりと体温が落ちやすく、眠りを誘発されやすいそうです。この観点から、入浴はゆったりと温めのお風呂で、就寝予定の1時間前くらいに済ますと良いそうです。好きな香りの入浴剤などを活用すると更にゆったりできそうですね^^ そして、アロマオイルを活用して、簡単なセルフマッサージなどもお勧め!!ここは、私の得意分野! 肩こりや足のむくみ、腕の疲れ、頭痛や眼精疲労…様々な状態に合わせたセルフマッサージも提案させていただきます。ご興味ある方はお問い合わせください。
電化製品に囲まれている現代、時間に追われやすい日本人は特に夜の就寝環境を整えるのがとても大変かと思います。だからこそ、できる範囲で自分のために工夫してみてはいかがでしょうか?
今回はこのへんで失礼致します。今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。みなさまにとって、素敵な1日でありますように…
アロマトリートメント・リラクセーションにご興味がある方。日常にアロマを取り入れたいと思っている方、以下のお問い合わせにてご連絡ください。心を込めて提案させていただきます。
コメントを残す